公開日:2026年03月05日
空き家を放置すると、所有者は以下のような深刻なリスクを抱えることになります。
2015年に施行された「空家等対策の推進に関する特別措置法」は、放置空き家の問題に対処するための法律です。2023年の改正でさらに規制が強化されました。
以下のいずれかに該当する空き家は「特定空き家」に指定される可能性があります。
2023年の法改正では、特定空き家の前段階として「管理不全空き家」の区分が新設されました。管理不全空き家に指定された場合も、勧告を受けると固定資産税の住宅用地特例が解除されます。つまり、特定空き家になる前の段階から税負担が増える可能性があります。
住宅が建っている土地は「住宅用地の特例」により、固定資産税が最大6分の1に軽減されています。特定空き家や管理不全空き家に指定され勧告を受けると、この特例が解除されます。
例えば評価額2,000万円の土地の場合、年間約4.7万円→約28万円と約6倍に増加します。
| 方法 | 価格 | 期間 | 手間 |
|---|---|---|---|
| 仲介で売却 | 相場の80〜100% | 3〜12ヶ月 | 多い |
| 買取業者に売却 | 相場の50〜80% | 最短1週間 | 少ない |
| 空き家バンク | 相場の30〜70% | 半年〜数年 | 中程度 |
| 解体して更地売却 | 土地値−解体費 | 2〜6ヶ月 | 多い |
空き家バンクは自治体が運営する空き家のマッチングサービスです。手数料がかからないメリットがありますが、以下の理由から売却成立率は低い傾向にあります。
急ぎで売却したい場合や、確実に現金化したい場合は、当サイトのランキングから空き家買取に対応した業者を比較するのが確実です。
はい、売却代金でローンを完済できれば売却可能です。売却代金がローン残高を下回る場合は、金融機関と相談して任意売却を検討する必要があります。
買取業者への売却であれば、現地に行かなくても手続きが可能な場合が多いです。査定はオンラインや電話で対応し、契約は郵送や司法書士の代理で行えます。
木造で坪3〜5万円、鉄骨造で坪5〜8万円が目安です。30坪の木造住宅で90〜150万円程度。自治体によっては解体費用の補助金制度があります。
2023年の民法改正により、相続放棄しても「現に占有している」場合は管理義務が残ります。完全に管理責任を免れるには、相続財産清算人の選任が必要です。
空き家を維持するには年間で以下のような費用がかかります。売却せずに保有し続ける場合のコストを把握しておきましょう。
これらを合計すると、年間20〜60万円以上の維持費がかかります。10年間放置すれば200〜600万円のコスト。売却価格と比較して、早めの決断が合理的な場合がほとんどです。
相続した空き家を売却する場合、一定の条件を満たせば「被相続人の居住用財産(空き家)に係る譲渡所得の特別控除」として最大3,000万円の控除を受けられます。
この特例が使える場合は、譲渡所得税を大幅に節約できるため、売却のタイミングを慎重に検討しましょう。
空き家は放置するほどリスクとコストが増大します。特定空き家に指定されれば固定資産税が6倍になり、行政代執行のリスクもあります。年間の維持費も20万円以上かかるケースがほとんど。早めの売却判断が重要です。買取業者であれば残置物ありでも対応可能で、最短1週間で現金化できます。まずは複数の業者に無料査定を依頼しましょう。
60代女性|実家の空き家を売却
「両親が亡くなり空き家になった実家。年2回の草刈りと固定資産税の負担が重く、買取業者に相談しました。家財道具もそのままで引き取ってもらえて、精神的にも楽になりました。」
50代男性|地方の空き家を処分
「地方にある築50年の空き家。不動産屋には断られましたが、訳あり専門の業者は即対応してくれました。解体費用も業者持ちで助かりました。」
※個人の感想であり、全ての方に同様の結果を保証するものではありません。
立地(駅からの距離・周辺環境)、建物の状態(築年数・劣化度・雨漏り・シロアリ)、土地の面積と形状、接道状況、権利関係(抵当権・共有名義)などが主な査定ポイントです。